セブンイレブンの開業者の実際と運営のルール
開業する時の年齢が他の人はどうなのか気になると思いますが、最も多いのは40代で、続いて30代となっているそうです。この年代は自分のキャリアや生き方を見直す時期なのかもしれません。
又、20代での開業も年間50名近い数となっていて、若くしてチャレンジする傾向も見逃せません。つまり年齢ではなく、各人の意志次第ということになり、気にすることではないようです。
いよいよ開業となると未経験者の場合はいろいろと不安なことがあると思います。事前に本部研修所でのスクールトレーニング5日間、直営店でのストアトレーニング5日間を受講して店舗運営のノウハウを習得できますし、経営アドバイスを行うOFC（オペレーション・フィールド・カウンセラー/店舗経営相談員）が開店準備のアドバイスもしてくれますが、それでも実際に店舗を運営していくにはそれなりのルールがあります。
まずは「組織作りに妥協をしないこと」です。そんなに忙しいときでもスタッフの採用は一切妥協していけません。スタッフの働きやすい職場作りに徹することが大切で、それで定着率を高めなければなりません。
「企業は人なり」ですから、日々のコミュニケーションで人材を育てましょう。又、「明確な目標を立てること」も重要です。15年契約をやりきる強い意志を持ち、いつでも複数店経営ができる体制作りに努めましょう。
能動的にも積極的にも外に打って出ることがポイントで、地域の法人、町内会とのパイプ作りをしっかり行って、各種キャンペーン商品の事前予約や高齢のお客様への配達サービスなど、安定的なご注文環境を構築しなければなりません。